足が上がらない実験

気の癒し・合気編

気の癒し・合気編 足が上がらなくなる体軸と重心の実験

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恵比寿整体院が贈る気の癒し・合気編。今回は体軸と重心の実験です。

ある姿勢をとると足があげれなくなるという不思議な実験ですが、身体の軸や重心は見えなくても、自分では感じにくても確実に存在するものです。

そんな身体の軸や重心の原理を感じられる簡単な実験ですので是非、お試しください。


足があげれなくなる実験

やり方はいたって簡単です。

足を上げる実験

まずはその場で両足の内側ををつけて立って片足ずつ挙げてみてください。

膝を曲げて足首を上げてもいいし、腿を上げてもいいです。

両足とも普通に挙げれますよね。

では、今度は壁に身体の側面をつけて(壁によりかからないようにして)片足ずつ挙げてください。

足が上がらなくなる実験

ん、挙がらない…

ん、壁側の足はどうやっても挙げれなくないですか?

これ、不思議を感じていただきたいんですけど、どうやっても壁側の足をあげれなくなるんですね。


見えなくても軸や重心はあるということ

実はこれ、壁があるので身体の軸と重心を移すことができないので足が上がらなくなるんですね。

合気などではこの原理を使って相手を崩す技もありますが、不思議ですよね。

身体の軸や重心って見えないけど確実にそこにあるものです。

スポーツや武道、ダンスなどをやりこんでいる人はそのような感覚は豊かなハズです。

見えないけど力の伝わるラインってあるんですね。

気も見えない力ですので、軸や重心と似たようなモノがあります。

そして、この軸や重心って体の外にある場合もあるんですね。

軸と重心

スノーボードやサーフィン、スケートボードなどの横向きのスポーツだと分かりやすいのですが、軸は両足の間の空間にあるんですね。

そしてスピードが出ていたり、雪や波からGを受けると力の中心は足の下、地面の下にできます。

これはある程度、踏むというコトができるから実感できるモノですけど、足の下の空間まで感じるコトができるんですね。

で、ツボや経絡への施術も同じです。

施術時の軸と重心

施術は上記の座り方が基本ですが、両膝でしっかり床を踏んで手でツボを圧せると、何もない床の奥に力が届きます。

ぐっと太ももの内側に力を入れて、ついでに足の裏も張るように力を入れて、全身運動になるようにして手や肘、膝を使ってツボや経絡を施術するのです。


利き足の判断にもなる

ついでに言うと、横向きのスポーツって左足が前か右足が前か、左足が前ならグーフィー、右足が前ならレギュラーという利き手のような分類があります。

利き手は自分でもハッキリ意識できると思いますが、利き足ってわかりにくいんですね。

利き足とは、踏み切る足です。ジャンプしやすい足の方。

上記の足を上げる実験で右左やった時に、壁側の軸が安定しやすいほうがあなたの軸足です。

あまり偏りができていない方は左右どちらも同じ感じかもしれませんが、大体の方は長い人生で、左右の偏りができています。

まぁ、スノーボードやサーフィン、スケートボードは特殊なスポーツですし、やりたいと思う人は少ないでしょうが、上記の実験でレギュラー、グーフィーの判断はできると思います。


利き足を生かすにも、軸や重心をうまく使うに身体の柔軟性はとても大事

先ほどの基本の姿勢、これができないとこれからご紹介する合気やツボや経絡への施術法もできません。

基本の座り方

上記の座り方ができない人は、足首を柔らかくする方法股関節を柔らかくする方法で体の柔軟性をまずは取り戻しましょう。

体を柔らかくする方法股関節の柔軟もお役に立てると思います。

では、次回も実験君。丹田とイメージの実験をご紹介いたします、お楽しみに。

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