身体の疲れが取れないとお嘆きの方へ。東洋医学が教える疲労回復術

疲れが取れない方へ
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身体の疲れが取れない…、どんどん蓄積していく身体の疲れ。

寝ても疲れが取れない…、昨日、いや一昨日の疲れまで残っている…、栄養ドリンクなんんてもんじゃ効き目が実感できない…。

そんな頑張る皆さんのために、東洋医学の視点から身体の疲れをとる方法をご紹介いたします。

goro uchiyama
ど~も、恵比寿整体院の内山です。

身体の疲れが取れない、これは恵比寿整体院でもよくいただくご相談です。

私の見立てでは軽度のものから、肝臓や腎臓の機能低下による重度のものまで、身体の疲れが取れない原因には様々なものがあります。

そしてこれらは状態の症状ですので、病院の検査ではわかりにくいもの。検査結果は異常がなくても疲れが取れないという実感がある。

最近では、検査結果でわからないとこういう時は鬱と診断されてしまうこともあります。そして抗うつ剤を服用して更に体が乱れていく…。

こういう悪循環に陥ってから恵比寿整体院にお越しになる方も少なくはありません。

身体の疲れが取れないという状態は、冷えや瘀血(おけつ)よいった循環不良、気や経絡の状態とも深く関連するものです。

今回は、身体の疲れが取れないとお嘆きの方へ、実践的な疲労回復法、冷えとりや経絡ストレッチ、ツボをご紹介したいと思います。

ご自身の状態にあった方法を是非、実践してください。


身体の疲れが取れない原因と対処法

身体の疲れが取れない原因は、人それぞれです。

働きすぎ、休息が不足している、ストレス、血行不良、腎不全や肝臓の機能低下、貧血、冷えや瘀血(おけつ)、etc…。

健康法でもそうですが、これが誰にでもいいといった方法はありません。食べ過ぎな人は控えたほうがいいし、食べなさすぎの方は食べたほうがいい。

働きすぎの人は休息が必要だし、運動不足の人は活動したほうがいい。

健康法や医学は、本人の特性によって変わってきます。ですので世に出ている健康法などのほとんどは合う合わないがあります、ダイエット法なんて特にそのような分野です。

ですが、人間の体の構造上、気の原理的に下半身は冷えやすく上半身はのぼせやすいという人間の体の特性があります。

この状態だと、気が停滞するんですね。熱い気は脳に停滞して知恵熱のようなのぼせを生み出し、冷えた気は下半身に停滞してしまいます。上下の気の巡りが悪くなってしまうんですね。

この気が滞った状態、気の巡りが悪い状態や体質を虚証(きょしょう)といいます。

冷えやすい女性の方に多い虚証ですが、身体の疲れが抜けない状態ってこの虚証の状態なんですね。


疲れが抜けない状態を変えるには?

体にモノ的な異常があれば現代医学の適用分野です。モノ的な医療は現代医学の得意分野なのですが、いかんせん状態や状態が引き起こす症状って現代医学は苦手なんですね。

これは現代の慢性病が一向に減らない原因なのですが、現代医学は状態の診断や状態を変化させる方針を余り持ってはいないのです。

もしくは薬などで強制的に状態を変化させようとします。でも根本的な原因を変えない限り、新たな刺激はまた次への結果を生んで症状とのいたちごっこになってしまいます。

反対に、東洋医学は状態を診るのが得意なんですね、その代り緊急医療やモノ的な医療は苦手です。

東洋医学は気という状態を診てどこを治療するか決めます。例でいえば、身体の疲れが取れないという状態なら、腎虚(腎臓の気の流れが滞っている)や肝虚(肝臓の気の流れが滞っている)の状態だとの診断ができるかもしれません。もしくは全身的な虚証や冷え、その他の気の流れの状態の問題かもしれません。

そして必要なツボや経絡(けいらく・気の流れ)への処置を行います。状態って体と気のエネルギーの問題ですから、検査などではっきり分かるわけではないのですね。

科学的に見れば気などは迷信の部類かもしれませんが、慢性病や状態の引き起こす病気の改善には東洋医学は評価があります。

無理な負担を与えない医療方針としても評価されているのでしょう。
(女性は特に繊細な体ですので、薬などが合わない人もとても多いのです。)

東洋医学のお話をしてしまいましたが、ご自身の体や改善法について詳しく知っておくことは長い人生、きっと役に立ちます。

身体の疲れが取れないというお悩みでも、あまりにひどければ内臓の検査が必要ですし、何も異常がなければ薬より東洋医学のような手法があっているのかもしれません。


疲れを取るコツ

今回、ご紹介するコトは重大な病、腎不全や肝機能障害による疲れが取れないような状態を除きます。これらの症状が疑われるときには、まず病院での適切な処置が必要です。

身体の疲れが取れない状態を変えるには、まず全身的な改善法が必要です。これ大事ですね、部分ではなく全体。

それにはまず下半身の冷えを改善して、全身的な気の巡りをよくしていく冷えとり健康法が有効です。体質改善としても冷えとりは評価が高いのですが、まずこれはハズせません。

具体的な冷えとりをご紹介していきますので、身体の疲れが取れない方は是非、冷えとりを実践してください。

あとこれも冷えとりに含めてもいいのですが、全身的なストレッチ。特に下腹部内臓の冷えや瘀血(おけつ)を改善できるストレッチをご紹介します。積極的に体を変えていきたい人はやってみてください。とても気持ちよく自律神経の乱れを整えるのにも役立ちます。

あと私も愛飲している疲労回復ドリンク、クエン酸ドリンクと疲れがとれる寝方のコツもご紹介します。

これらの全身的な疲労回復術を基本にして、部分的なお悩みのある人は最後に紹介する部分編な疲労回復術をご参考ください。

腰の疲れが取れないとか、肩の疲れが取れないとか、目の疲れが取れないとか、人それぞれウィークポイントがあると思います。

部分的な疲労回復に役立つツボやストレッチ、体を柔らかくする方法などリストでまとめてありますので、ご自身にあった記事をご参考ください。


身体の疲れが取れない方へ・全身的な疲労回復術

では、まず身体の疲れが取れない方へ、全身的な疲労回復術をご紹介します。

ご紹介する全身的な疲労回復術は実は全部、私もやっていますし恵比寿整体院でもよくアドバイスしているものです。私の体で効果は確認していますし、とても気持ちいい改善法です。


冷えとり

冷えとり健康法とは、下半身を積極的に温めて全身の気の流れ、血液の流れをよくしていこうという健康法です。

冷えとりの基本は、半身浴と日常的に足先を冷やさないようにする絹靴下を履くことですが、食べ過ぎなども体を冷やす原因になるので、食べ過ぎないことや軽い絶食も冷えとりには効果的です。また冷えが強い人は体が冷える食べ物を控えたり、体を温める食べ物を積極的にとることも大事です。


半身浴

はい、身体の疲れが取れないとき即効的に役立つ半身浴ですが、健康と美容には欠かせないほど効果があります。

積極的に下腹部内臓を温められるので、体の中から気の巡りのいい状態、冷えをとることができます。

身体の疲れが取れないとお嘆きの方は、私にだまされたと思って3か月ほど半身浴を続けてみてください。体質改善には本当に役に立ちます。

半身浴のやり方:

半身浴
  • お湯はみぞおちくらいまで、心臓は温めません。
  • 下半身だけ温めたいので、腕は必ず出して入ります。
  • お湯の温度は39~40度くらい、熱すぎはいけません。
  • お腹の中が温まるまで20分は入ります。長い分にはいくら長く入っても良いです。
  • 工夫して半身浴を楽しみましょう。

さらに詳しくは体を柔らかくする半身浴のやり方をご参照ください。

腕を温めないこと、心臓は温めないこと、上半身を温めないことがコツです。これは上半身はのぼせやすく熱を持ちやすいので、その反対に下半身が冷えてしまう気の原理があるためです。

下が冷えて上がのぼせている状態だと全身の循環が悪くなってしまうので、下半身を温め上半身を涼しくして全身の循環を良くしていこうというのが「冷えとり」です。

半身浴はとても行いやすいし習慣づけるのも楽ですから、疲労回復のみならず健康と美容のために、私が自信をもっておススメします。

他にも冷えとりの方法はたくさんありますが、まずは半身浴を基本にしていただくといいと思います。

半身浴をしてから就寝していただければ、寝ている間の体の疲労回復を助けます。また後でご紹介するストレッチも半身浴の後に行っていただければより効果的です。



絹靴下

絹(シルク)の冷えとり靴下

はい、これも冷えとりに欠かせませんが、絹は冷えやすい足先を温め全身の循環を回復させる目的で履きます。足先には汗腺や経絡の末端がありツボもたくさん存在しているところです。

体の末端である足先が冷えていると、ツボが閉じてしまい気の流れが滞りやすいんですね。これを絹靴下で積極的に温めて冷えと反対の状態を作るのが大事です。

絹自体にも毒素を吸い出す効果、デトックス効果があるので体質改善には欠かせません。

さらに詳しい説明は絹靴下で頭寒足熱を作るコツをご参考ください。


絶食のススメ

身体が疲れているとき、身体の疲れが取れないとき、ついつい私達は栄養になるものを積極的に食べようとしてしまいます。

でも、身体の疲れが取れないときって内臓、特に消化器も疲れているんですね。内臓が疲れていて機能が落ちているところへ、いくら栄養のあるものをとっても正常に消化吸収してはくれません。

こういう時はまず内臓を休ませて、食べるにしても消化のいい食べ物やできるだけ少量を食べることも大事です。

また一日三食の方は一食抜いてみたり、一日一食にしてみたり、調子が悪ければ一日抜いてみたりすると、意外と内臓って早めに回復してくれるものです。

これはけっこうマメに行ってくれたほうがいいんです。そもそも一日三食をしっかり食べていたら、消化器の休まる時間が少なすぎるんですね。

冷えとり基礎知識:



全身的なストレッチ

より積極的に体を改善していくのにストレッチは大いに役立ちます。

特に背骨の脇には自律神経が走行していて、ストレッチはうまく行えば自律神経の緊張や乱れを整えることができます。

体の中心を緩める、これだけはやってほしいストレッチを2つご紹介しますので、疲労回復にお役立てください。

2つともとても気持ちよく背骨をストレッチできるため、ストレッチした後には深くリラックスできていると思います。

あとで紹介する症状別、部分的なストレッチもこの2つのストレッチを基本として、この後に行っていただければより効果的です。


ストレッチを効果的に行うために

安全に効果的にストレッチを行うためには腹式呼吸が欠かせませんので、先に腹式呼吸をご説明しますね。

腹式呼吸:

息は口から吐いて、鼻から吸うようにします。

腹式呼吸のやり方

お腹がへこむように横隔膜を挙げて、口から息を全部吐き出します。

腹式呼吸のやり方

お腹が膨らむように、横隔膜を下げて、鼻から息を吸います。

効果的に体を緩めるコツは、腹式呼吸にあります。いくら柔軟やストレッチをしても体が柔らかくならないような方は、呼吸が浅いのです。

体の固さって、神経の緊張が原因ですから、頑張ってうんうんとストレッチしても準備運動くらいの効果しかないのです。

腹式呼吸が初めての方もいらっしゃるかもしれませんが、呼吸をうまく使うと、普段から交感神経優位の緊張している体を、副交感神経優位のリラックス状態にすることができます。

ヨガのように呼吸を使い、腹式呼吸でリラックスしながらご紹介するストレッチを行うと、呼吸の度、息を吐くと体が緩まり、息を吸うと背骨がよりストレッチされるのを感じることができます。

腹式呼吸が苦手な方や初めての方は、体を柔らかくする腹式呼吸をご参照ください。


曲げる背中のストレッチ

このストレッチは腰椎から胸椎、頸椎まで背骨全体を深くストレッチできる形です。深く首を曲げていきますので、ストレッチの最中は絶対に首を横に向けないでください。目線はおへそを見るようにします。

決して無理をせずに、自分の身体の柔らかさに合わせて深さを調整してください。

ストレッチの手順1

仰向けに寝ます。少し腹式呼吸をして体をリラックスさせます。

ストレッチの手順1足上げ

手の平で床を押して膝を伸ばしたまま、両足を持ち上げます。

背中のストレッチ3

さらに両足を倒します

背中のストレッチ・固い人

膝は曲げないので、この辺が限界の人は、この状態で腹式呼吸をします。息を吸うたびに身体が伸ばされ、息を吐くたびに緩まるのを感じてみてください。緩まるごとに更に足を倒します。

首コリのストレッチ・やわらかい人

柔らかい人は腰に手を当て、手で少しずつ身体を押して、つま足を床につけます。

ストレッチ完成

つま足が床についたら 手を床につき、手で床を押して更に首を曲げます。目線はおへそを見るようにして顎を胸に押し付けるようにします。この状態で腹式呼吸を10回ほど行います。緩まるごとに更に首を曲げていきます。


goro uchiyama
行う時も、戻るときもゆっくり動いて急に首を動かさないでください。終わったらすぐには動かず少し身体の余韻を感じてみてください、背骨自体がたいへん深くストレッチできるためとても気持ちの良いストレッチです。

特に頸椎を深くストレッチできますので、首こりや肩こり、頭痛予防にも大変効果的なストレッチです。



反る背骨のストレッチ

では次は、背骨を反るストレッチです。仙骨と腰椎、お腹の中(丹田)を深く気持ちよくストレッチできる形ですが、股関節も深くストレッチできます。

身体が硬い人は硬い人なりに気持ちよくストレッチできればいいので、決して無理をしてはいけません。硬い人用、柔らかい人用、更に気持ちよさを求める人用に、深さの異なる3段階のストレッチをご紹介いたします。

基本、硬い人用

腰痛、腰のストレッチ・硬い人用1

正座からの…

腰痛、腰のストレッチ・硬い人用2

片足後ろに伸ばし~の…

腰痛、腰のストレッチ・硬い人用3

腹式呼吸。

身体の堅い人は床に両手をついて、しっかり身体を支えて写真のような姿勢をとってください。そして腹式呼吸をしてください。上記の姿勢で腹式呼吸をすると、お腹の中、大腰筋がとても気持ちよくストレッチできます。5,6回深く腹式呼吸をしてください、お好きな方は10回ほど。これだけでとても深くストレッチできます。

腰のストレッチのコツ

ストレッチのコツは腹式呼吸でお腹をしっかり膨らませたりへこませたりすることです。深呼吸が苦手な方はまずは腹式呼吸から練習してみてください。

腰のストレッチのコツ2

慣れてきたら腰をよりそらして、頭は天井を見上げると、さらに腰がストレッチされます。


柔らかい人用

そんなんじゃ物足りない人は両手を膝の上において、天井を見上げてさらに腰をストレッチしてください。とても気持ちよくストレッチすることができます。

腰のストレッチ・柔らかい人用1

膝に両手をのせ~の…

腰のストレッチ2

さらに腰を伸ばし~の…腹式呼吸。


goro uchiyama
床から手を離すとグラグラしてしまう人は、そのまま床から手を離さずにストレッチしてくださいね。柔らかい人は膝の上に手を置いてストレッチすることでより深く大腰筋をストレッチできます。深く呼吸することがメインですから、腹式呼吸を忘れずに。

あとこのストレッチには先があります。

深い腰のストレッチ5

↑のような更に腰をストレッチできる形ですが、あり程度体が柔らかい人じゃないできません。腰痛ストレッチのやり方にて動画付きで解説しています。ご興味のある方はご参考ください。



疲労回復ドリンク

私も愛飲している疲労回復ドリンクの紹介ですが、売ってはいません。自分で作ってください。

作るといってもクエン酸をお好きなドリンクにお好きなだけ混ぜるだけ。濃さはお好みで。

これタダみたいなものですが、とても疲労回復に役立ちます。

クエン酸は薬局で安く買えますし、混ぜるのはお好きなジュースでもいいし水道水でも構いません。お酒に入れるっていうのもありなんですけどね、ハイボールとか。

身体の疲れが取れない方はぜひ、クエン酸を買ってきてオリジナル疲労回復ドリンクを作ってみてください。


疲れが取れる寝方

体と精神は休息時、寝ているときに日々の疲れから回復していきます。身体の疲れが取れない方はご紹介する疲れのとれる寝方を試してください。

冷えとりの延長で、先ほどの半身浴の後に就寝したり絹靴下を履いて寝るのがのがいいのですが、それとともに湯たんぽを足元に置いて寝るのをおススメします。

就寝時に足が温かい状態ってとても気持ちがいいんですね。気持ちがいい、リラックスした状態とは自律神経の緊張が取れている状態です。

このように足元が温かく神経がリラックスしている状態のときに、疲労から回復する力って効果的に発揮されるんですね。どこかに自然治癒をブロックするようなものがあれば、回復は遅れてしまいます。

できれば陶器の湯たんぽが覚めにくくて熱伝導もいいためおススメなのですが、まずは手に入るものでかまいません。ぜひ今日からお試しください。

コツは湯たんぽを足元に置いておくことです。


身体の疲れが取れない方へ・部分編な疲労回復術

今までお伝えした全身的な疲労回復術を基本にして、身体のどこかが特に疲れが取れないような方は部分的な疲労回復術をご参考ください。

全部はここでご紹介できませんので各記事をご紹介します。ご自身の身体の状態、症状に合わせた回復術をご参考ください。


症状別ストレッチ

内容には重複があるものもありますが、このブログでご紹介しているストレッチは経絡という気の流れをストレッチできる形です。普通のストレッチより効果も深いものになりますので、ぜひお試しくださいね。

身体の疲れを取るストレッチ



症状別ツボ

ツボはコリや身体の部分的な疲れが取れないときにはとても重宝します。難しいツボの探し方や圧し方を各記事で丁寧に解説していますので、症状にあったツボをマスターしてください。

身体の疲れを取るツボ



まとめ

goro uchiyama
身体の疲れが取れないかたへ、疲労回復の術をお伝えしてきましたが、身体は正確な刺激を与えれば(もしくは正確な休息を与えれば)必ず変化していくものです。

身体の疲れが取れないとうお悩みはセルフケアしにくい問題ではありません。ご紹介した内容や記事を参考にして、身体の疲れを真から癒してくださいね。

あまりにも冷えが強かったり慢性的に疲れが抜けないような方は、ツボや経絡の専門家、鍼灸や指圧、漢方などがお力になれると思います。



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