ストレッチの効果とコツ

側屈の股関節ストレッチ
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ストレッチの効果について、恵比寿整体院の内山がご説明いたします。実は、ただ単にストレッチをするだけでは、準備運動くらいの効果しかないんですね。

goro uchiyama
体は単純なモノではありません。筋肉が固いというのも、単に疲労などのモノ的な問題から、自律神経の緊張、気の滞りというエネルギーの問題までがあります。

このブログでご紹介しているストレッチは、ヨガのように腹式呼吸を使い行うようにご紹介しています。呼吸をうまく使わないと神経の緊張は取れないのですね。無理やり行ってしまっては、筋肉や関節を痛めてしまう原因にもなりますので、ストレッチの効果について、東洋医学のお話も交えてご説明したいと思います。


なんで筋肉が固くなるのか?

疲労や使わなさすぎの血行不良の状態が、筋肉を固くします。別に力仕事や運動をしなくても、体は重力を受け常に筋肉が緊張していますので、筋肉が固くなると血流が滞り、疲労物質(乳酸など)が溜まってきます。

疲労物質が溜まる⇒筋肉が固くなる⇒血流の低下の悪循環が、こりや痛みを発生します。ストレッチはこれに伴う様々な問題を改善させてくれます。

モノ的なストレッチの効果

  • 固くなった筋肉を緩めます。
  • 固くなった筋肉で阻害されていた血流が改善します。
  • 血流が向上し代謝効率が上がります。
  • 疲労物質が流されてこりや痛みが改善します。
  • 筋肉が柔らかくなり怪我をしにくくなります。


神経の緊張

ストレッチの効果に、神経の緊張のリセットがあります。筋肉を固くするのは、動かさなすぎや疲れだけではありません。ストレスという神経の緊張が、筋肉の緊張を招いて、筋肉を固くさせてしまうのです。

  • ストレスを受ける ⇒ 自律神経の中の交感神経がはたらく ⇒ 筋肉が固くなる
  • リラックスする ⇒ 自律神経の中の副交感神経がはたらく ⇒ 筋肉が柔らかくなる


筋肉が緊張するのはいいのです、それにより体を動かせるんですからね。固くなったら、神経の緊張を解いてリラックスして元通りの柔らかさに戻ればいいのです。

しかしストレス、交感神経の緊張ってなかなか取れないんですね。いったん交感神経にスイッチが入ってしまうと、体も心もサバイバルモードで興奮状態。仕事のストレスばかりではないですよ、我・自意識というのは常に、自分を保とうとストレスにさらされているのです。

だから、ただストレッチしただけでは、神経の緊張までは取れません。神経の緊張をとるには、副交感神経優位のリラックス状態に導く必要があるのです。頑張ってうんうん、とストレッチをやっても神経が興奮状態では、緩まないのですね。

一般的なストレッチ:

  1. ストレッチの対象=筋肉や腱
  2. ストレッチの目的=筋肉や腱、関節の準備運動
  3. やり方=各筋肉が伸びる姿勢を取るだけ。


このブログで紹介している経絡ストレッチやヨガなど

  • ストレッチの対象=気の流れ、経絡
    気の流れ、経絡が走行している筋肉を経筋(けいきん)といいます。
  • ストレッチの目的=神経の状態を副交感神経優位のリラックス状態に導く、経筋のストレッチ、気の滞りをとる
  • やり方=腹式呼吸を使い、より深いスジを伸ばします。



神経の緊張をとる腹式呼吸

ストレッチの元となったヨガのアーサナでは、腹式呼吸を使います。普通のストレッチなどでは「呼吸を深くして」位のアドバイスしかありませんね。もったいないことです。

腹式呼吸は、体を副交感神経優位のリラックス状態に導くことができ、腹式呼吸を数回行うだけで、内臓の緊張、特にお腹の中の緊張がとれるのを感じることができます。

ストレッチをしながら、ゆったり大きく腹式呼吸をするのと浅い呼吸(胸式呼吸)で行うのでは効果がまったく異なります。

腹式呼吸:

腹式呼吸のやり方

お腹がへこむように横隔膜を挙げて、口から息を全部吐き出します。

腹式呼吸のやり方

お腹が膨らむように、横隔膜を下げて、鼻から息を吸います。

腹式呼吸はやったことのない方、苦手な方も多いと思います。詳しくは、How to 腹式呼吸に書いてありますので、ご参考ください。


気の虚実

東洋医学の見地から、ストレッチの効果を述べたいと思います。

気とは心身を働かすエネルギーです。経絡(けいらく)とは気の流通路で、この経絡上にツボがあり、東洋医学は気の虚実(きょじつ)と言って、気の不足(虚)と気の過剰(実)を診断して治療を行います。

経絡が走向している筋肉を経筋というのですが、気が過剰な状態、実の状態は表面が張っている状態です。反対に気が不足な状態、虚の状態とは(虚とは力なく弱まっている状態です)、奥まって固くスジ張っている状態です。

この経絡が虚という状態、スジ張って固くなってしまっている状態。これが痛みやコリの正体であり、これは普通のストレッチでは改善できません、だから腹式呼吸で効果的に行うのが大事なのですけど、虚が更に深まるとストレッチでは改善できないほど、コリやスジが張ってきて、ツボや経絡への施術が必要になってきます。

自分でも正確なツボへの施術ができれば、数点のツボ押しで改善できるのですけど、少しコツがいるんですねツボ押しは。このブログでも様々なツボを、自分で押せるように説明しています。普通のストレッチでは、コリやスジの張りがなかなか改善しない方、スジの痛みやコリがある方は、各ツボ押しをご参考ください。


痛みや疲れが取れるツボ:自分で圧せる特効穴


ストレッチを効果的に行うコツ

少し、一般的なコトとは違いますけど、ストレッチを効果的に行うには、

  • 腹式呼吸で行う
  • 半身浴で血流をよくする(半身浴をしてから行う)
  • 特に固いスジはツボを押す

が大事です。あと体の中心、背骨とお腹の中を緩めるのがコツですね。体の中心が固いと体全体が固くなります。

体の中心をストレッチできる方法は、体を柔らかくする2つのストレッチで、ご紹介しているのでご参考ください。


goro uchiyama
ストレッチは腹式呼吸を使い効果的に行えば、柔らかく健康な体を作ることができる自分ケアです。ぜひ習慣づけて健康な人生を実現しましょう。

内臓機能や精神面にも関与する気の流れ、経絡のストレッチも、基本の7つのストレッチとしてご紹介しています。ご興味のある方はご参考ください。



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