ねじるストレッチ

ストレッチ

体幹をねじるストレッチ。普段はにあまりしない動き「ねじり」。たまには気持ちよく体をねじりましょ。

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今回は体幹をねじるストレッチの解説です。

前回に体幹の側屈のストレッチをご紹介したのですが、体幹や背骨は曲げたり反ったりは日常的に行う動きですが、側屈やねじるという動きは日常ではあまりしないんですね。だから皆さん側屈やねじる動きが苦手。

体幹をねじるという動きは普段あまりしない動きで、体は使わない部分や機能はどんどん衰えていきます。

そんな普段あまりしない体をねじるという動きをストレッチで気持ちよくケアしましょう。

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ど~も、恵比寿整体院の内山です。

体幹をねじる、背骨をねじる動きというのは意外と重要なのです。それは背骨が神経の走行路であり体の様々な働きを司る自律神経も走行しています。

ヨガなどでも一番重要な背骨の気(プラーナ)の流れをよくするためにあ~だこ~だと工夫しているんですね。

東洋医学では体の正中の気の流れを任脈督脈といい、これもまた重要視している気の流れです。

背骨や体の正中は気の流れの大本、ボスのようなもんなんで全体的な気力や精力、免疫にも深くかかわっているとされています。

そんな部分を活性化するつもりでご紹介するストレッチを役立ててください。



体幹をねじる動き

肋骨は1番から12番まであります。

肋骨は1番から12番まであります。

背骨や肋骨の付着部は軟骨でできていて幾分かの遊びというか動きに余裕があります。

大きく胸を膨らませるように深呼吸していただくと、呼吸のたびに肋骨が膨らんだりするのがわかると思います。

呼吸が普段から浅いとこの肋骨の膨らみも小さくなり、エネルギーを取り込む呼吸を最大限に生かすことができません。

ご紹介するねじるストレッチや側屈のストレッチは呼吸を広げる効果もあるんですね。

また肋骨はもろくすぐにヒビが入ったりします。笑ったりするだけでも痛いので肋骨にヒビが入っている人を腹を抱えるほど笑かしてはいけません。


簡単な立って行うねじるストレッチ

まずはねじるストレッチ簡易版、立って行うねじるストレッチですが、一生懸命にグイグイと行ってはなりません。

呼吸を深く行い(腹式呼吸・完全呼吸)ゆっくりと行ってください。

立って行うねじるストレッチ

写真のように腕を組んで

ねじるストレッチ

ねじって深呼吸を10回ほど。呼吸のたびに更にねじっていってください。

膝はねじれないようにできていますので、できるだけ下半身はねじらずに腰から上、上半身だけねじるようにストレッチしてください。

目線が止まると体の動きも止まるので、目線をねじる方向に向けながらストレッチしていきます。


丁寧な座って行うねじるストレッチ

先ほどの立って行うストレッチはどこでもできて便利なものですが、次は更に丁寧に体幹をねじれる床に座って行うねじるストレッチです。

座って行うねじるストレッチ

写真のように足を組みお尻の横に手のひらをつきます。この状態でまずは背骨を伸ばしましょう。

ねじるストレッチ

床に手をついたまま上半身をねじります。背骨が曲がらないように背骨を伸ばしたままねじっていきます。この状態で深呼吸を10回ほど行いますが、息を吐くたびにねじり、息を吸うたびに背骨を伸ばすようにします。

ねじるストレッチ

更に写真のように膝に手を当てねじるようにするとより深くストレッチすることができます。深呼吸を忘れずに。

上記のねじるストレッチはヨガから拝借したものですが、足が組めない方は股関節を柔らかくするストレッチ足首を柔らかくするストレッチを先に行って下半身の柔軟性を高めてから再度チャレンジ。

呼吸を上手く使い息を吐くたびに更にねじり、息を吸うたびに背骨をまっすぐにするのがコツです。ストレッチは呼吸を上手く使いながら行うとさらに効果的に安全に体を緩めることができるんですね。

ebisu-seitai
ど~も、ねじるストレッチを2つご紹介してきましたが上手くできましたか?

ねじるストレッチってこの2つくらいしかないんですね。でも背骨や体幹をねじる動きってとても大切で、うまくねじれると大変気持ちいいストレッチです。

体を柔らかくするストレッチ、体の中心のストレッチと合わせて行っていただければこの2つのストレッチだけで十分に体幹を柔らかく力強くすることができます。

長い人生のおともにストレッチやツボをお役立てください。



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