すねのツボ

すね

すねのツボの圧し方

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今回は、すねのツボのご紹介です。

すねのツボは自分でも圧しやすく、すねのスジが痛いときに重宝します。

すねの骨、向こう脛(むこうずね)を何かにぶつけてしまって痛いときは安静にしているしかありませんが、すねの筋肉やスジが痛いとき、コっているとき、筋肉痛の時にはツボがお役に立ちます。

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ど~も、恵比寿整体院の内山です。

すねの筋肉が痛い、すねが筋肉痛というのは日常的にはあまり起こらない症状かもしれませんが、スポーツや運動などではよく起こりうるお悩みです。

特に足首を使うスポーツ、スノーボードやスキー、山登りなどでも起こりやすい症状ですね。

かくいう私もスケートボード、スノーボードに長いことハマっていましたので、すねの筋肉痛や痛みはなじみの深いものです。

スケートボードなんかよくすねに板をぶつけますので、やりこんでいる人はすねがボコボコ。私のすねもぼこぼこして所々、骨が欠けています。

すねの骨をぶつけてしまったときは処置の使用はないのですが(痛みを我慢するしかない)、すねの筋肉が張ってしまっているとき、筋肉痛の時にはご紹介するツボがお役に立ちます。

経験した人しか分からないかもしれませんが、すねの筋肉痛って他の部位の筋肉痛と違って、つ~んとスジがパンパンに張ってくる独自な感覚です。それでいて、すねの張りって取れにくい部分なんですね。

下腿の骨、脛骨と腓骨の間にある筋肉だから、スジが細くマッサージなどの処置のしにくい部位でもありますし、2本の骨と足首を動かす複雑な動きに関与するスジなので、ほかの筋肉と比べて少し複雑なのです。

でも、ツボ圧しなら即効的に気持ちよくすねの張りや緊張をとることができますから、すねの筋肉が痛い時にはぜひ、お試しください。



すねの構造

すねの骨

すねは脛とも書きますが余り見慣れない感じなので、今回は平仮名で「すね」と解説しています。

すねの骨は脛骨(けいこつ)といい、皮膚の下に骨が直であるので、よくぶつけやすくてぶつけると痛いところです。「弁慶の泣き所」ともいわれますね。

外側の骨は腓骨(ひこつ)といい細い骨ですので骨折しやすい骨でもあります。

ちなみに私、足首を柔らかくする方法でも書きましたが、右足の脛骨脱臼&腓骨完全骨折の甘い思い出があります。

だからではないですが、足には治療家になる前から詳しんですね。なにせ自分の体で経験しているコトがたくさんある。

脛の筋肉

すねの前面の筋肉は前脛骨筋(ぜんけいこつきん)といい、つま先を持ち上げるような動きに関与します。

すねの後ろ側の筋肉はヒラメ筋や腓腹筋といいますが、後ろ側はふくらはぎと呼ばれています。

すねの後ろ、横のツボやストレッチはふくらはぎのツボふくらはぎのストレッチふくらはぎを柔らかくする方法で解説していますので、今回はすねの前面の問題に限らせていただきます。

ふくらはぎの症状、お悩みのある人は各記事をご参考ください。

まぁ、すねの筋肉が痛いと言ったらこの前脛骨筋がコっているんですね。すねとふくらはぎはセットですが、すねのまえが痛いか後ろが痛いかで当然、処置するツボも違ってきます。

すねのツボ

すねのツボ

すねの筋肉が張っているとき、緊張しているとき、筋肉痛のときにお役に立てるすねのツボが一点あります。

このすねのツボは自分でも圧しやすくとても効くツボですから、解説を頼りにぜひ圧してみてください。


すねのツボの場所

すねのツボ

先の骨格の写真のように、骨と骨の隙間にすねのツボがあります。

写真のように女の子座りをして足を横に出すと、表面の筋肉の緊張が抜けてすねのツボを深くまで圧しやすいようになります。

ツボの圧し方

骨と骨の間にあるツボですので探しやすいかと思います。ツボを骨の際に入れ込んでいくように膝の中心に向かって圧していくのがコツです。


効果的なすねのツボ圧しのコツ

ツボ圧しは圧す方向がとても大事。同じ場所でも圧す方向が違っただけで効果は全く異なります。

特にこのすねのツボはそのまま下に向かって垂直に圧すのではなく、上方に向かって(膝の中心に向かって入れ込むように)圧すととても効果的です。

このすねのツボは正確に圧すと、つ~んと響くような感じや痛気持ちいい感じ、「効くなぁ」というツボ独特の感じがあります。

響きとは気の滞りが抜けていく感覚ですから、響くような場所や方向を探ってすねのツボを圧していってください。

ツボについて詳しく知りたい方は、ツボ基礎知識をご参考ください。

ツボ基礎知識:


すねのツボへの施術法

すねのツボの自分での圧し方を解説してきましたが、施術時の圧し方も解説しておきます、治療家さんたちはご参考ください。

すねのツボへの施術法:

このすねのツボへの施術法は2パターンあります。

拇指と膝ですねのツボを圧す方法ですが、すねのツボは拇指では足にくいので膝で圧す方が楽に圧せます。

ツボを圧す際は、圧す部分(寫点)よりも支える点(補点)が重要です。

すねのツボを圧す反対の手を補の手として、補の手でスジを伸ばすようにしてツボを圧す親指や膝を寫点とします。

すねのツボの施術

親指ですねのツボを施術するときは、補の手で足首を伸ばして圧していきます。

膝でのすねのツボの圧し方

膝で圧す時は両手を補として足首と太ももを伸ばして膝でツボを圧していきます。

すねのツボは膝で施術されるととても気持ちよく(時には痛く)響かせることができます。

更に詳しくは特効穴13、すねのツボの圧し方をご参考ください。


まとめ

ebisu-seitai
すねのツボはうまく圧せませたか?

すねのツボは自分でも圧しやすいツボですが、誰かに圧された方が効果は高いです。

特に膝で正確にすねのツボを圧してもらうと気持ちいいですよ、一気にすねの緊張が取れます。

長い人生、ツボもストレッチも大変に重宝するセルフケアですので、ぜひツボやストレッチをマスターしてみてくださいね。

追記:
足の疲れを取るツボ厳選4点を書きました。今回ご紹介したツボも含まれていますが、足が疲れている、足が疲れた時にお役立てください。



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