気の癒し・合気編

合気で遊ぶ3

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恵比寿整体院が送る気の癒し・合気編。今回が最終回です。

ここでご紹介している合気は気で遊ぶためのもの、気の原理に即してツボや経絡への施術のための身体の使い方を学ぶためのモノです。

私自身、合気を極めようという思いが微塵もないので、合気編はサラッと終了して次回からやっと気の癒し・実技編に参りたいと思います。

でも合気の「ゆるみを取る」という動き、それに丹田や腎経をシンクロさせた動きというのは、施術法を学ぶ上で欠かせないので、何が何でも習得していただきたい。

読んでない方は、合気の基本1ゆるみを取る両手でゆるみを取るをご参考ください。


気で遊ぶ3、最終回は立って行います。

今までは座位での合気のご紹介でしたが、今回は立って行う形をご紹介します。

ゆるみの取り方は、基本で説明したものと同じです。基本のゆるみをとる動きに回転、スパイラルの動きを加えた単純な形ですが、受け手は大きく動かされて倒されますので、ケガをしないように上手く受身を取ってください。施し側も最後まで相手を支えるように努力してください。


相手を大きく動かすには回転とスパイラル

自分がその場を動かず相手を大きく動かす、または自分がその場を動かず大きな力を出そうと思ったらどうしたらいいと思います?

正解は、自分がその場で回転する、もしくはらせん状、スパイラルに回転することです。

自分が最小の動きで最大の力を発揮するためには、回転運動、らせん状の運動をすればいいんですね。


自分の回転の仕方

自分が回転するには180度、180度の回転を繰り返せばいいのです。

膝は捻じれるようにはできていないので、まず自分の動き、回転する足の動きをマスターしてください。


手順・順手

合気の基本のゆるみの取りかたと一緒の形です。これを立って行うのですが、受け手は後ろ向きに倒れるのではじめはゆっくり行い頭を打たないようにしてください。

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手順・逆手

合気の基本のゆるみの取り方、逆手の場合と一緒の形です。今度は受け手は前に倒れます。

自分は180度回転して更に丹田を落とします。

逆手から、

逆手から、

回転のためにいっぽ踏み出し、

回転のためにいっぽ踏み出し、

180度回転しながら丹田を落として、

180度回転しながら丹田を落として、

膝をついて、

膝をついて、

逮捕(笑)

逮捕(笑)

丹田と腎経の原理のシンクロ

ゆるみを取る動きとらせん状の動きができたら、意識して丹田を落とす、腎経を使うコトをシンクロさせてください。

全身がシンクロして動くとき、気はもっとも豊かに強く働きます。動かされるほうも力任せではなく、気で動かされるのはとても気持ちいいと思います。


更にスパイラルを加える

自分は動かずに相手を最大限動かすには自分が回転すること。

そして自分が腰を落とせば自分の軸は動かずにらせん状の動きをして相手を最大限に動かすことができます。

らせんの動き、スパイラルの動きは腰を切る動きと言ってもいいです。

体が最大の力を発揮できるスパイラルの動きをマスターしてください。

危ない人に掴まれたら、

危ない人に掴まれたら、

焦らずゆるみをとり、

焦らずゆるみをとり、

ダンスのように回転して、

ダンスのように回転して、

回って、回って、

回って、回って、

丹田を落として、

丹田を落として、

逮捕(笑)。

逮捕(笑)。

今度は360度、一回転しながらのスパイラルですが、2回転、3回転もできます。

そして回転が増すたびに相手を動かす力は強くなりますので回しすぎにはご注意ください(?)。


まとめ

気の癒し・合気編の最後に動きの大きい形をご紹介しましたが、ゆるみの取り方、丹田と腎経のシンクロ、この3つが体得できたら占めたものです。

この3つの動きのシンクロはツボや経絡への施術にそのまま使えます。いや、これができないとツボや経絡への施術ができないんですね。

気の合うパートナーと何回でも練習して、意識してこれらの動きができるように練習してくださいね。

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