胸骨

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胸骨ってどこ?胸骨の裏には大事なものがあるんです。

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今回は胸骨ってどこ?の解説です。

胸骨の裏には胸腺があり免疫の司令塔とも呼べる場所で解剖学的に重要なところだけでなく、東洋医学では中丹田、ヨガなどではアナハタチャクラと呼ばれるエネルギーの中心点でもあります。

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ど~も、恵比寿整体院の内山です。

胸骨って大きな身体の動きを作り出すところではありませんが、部位的に重要なところなのです。

今回は少し、東洋医学やヨガのことなども交えて胸骨を解説したいと思います。



胸骨ってどこ?

胸骨はここ↓

胸骨

胸骨

上記の骨格標本ではウルトラマンのように胸骨にボタンがついていますがボルトです、本物の胸骨にはありません。

なんか自分の胸骨と比べても異様に長い気がしますが、この骨格標本のモデルが外人さんだからでしょうか?

この胸骨には部位名がついています。

胸骨の部位名

胸骨の部位名




胸骨柄

胸骨柄

胸骨柄と胸鎖関節

胸骨の上部、胸骨柄(きょうこつへい)は鎖骨と胸鎖関節を作り胸鎖靭帯で強く保持されています。また第一肋骨とも接しています。

胸骨に付着する胸鎖乳突筋は胸骨柄を起始としています。


胸骨体

胸骨体

胸骨体

肋骨は12対あり、胸骨に接する肋骨は10対です。

上の1対は胸骨柄に接し、残りが胸骨体に接します。

肋骨は少しややこしいのですが、全部で12対(計24本)あり12個の胸椎に接しています。

12体の肋骨は上の7対が個別に胸骨に接し、次の3対は一緒になって胸骨と接し、下の2対はどこにも接しずに浮いています。


剣状突起

剣状突起

胸骨の下は剣状突起(けんじょうとっき)と呼びます。

胸骨の下は結構尖っているため剣状突起と呼ばれます。


胸郭とは?

胸郭とは12個の胸椎、12対(計24本)の肋骨、そして胸骨から成り立っています。

胸郭

胸郭。ここに肺臓や心臓などが詰まっているんですね。胸郭は重要な内臓を保護する働きもあります。

胸郭は呼吸のために大きく広がることができる構造です。

胸郭の骨格



胸骨の裏には胸腺がある

胸骨の裏には免疫の母・免疫の司令塔とも呼ばれている「胸腺」があり、免疫を上げるための「胸腺マッサージ」や「胸腺もみ」というものもあります。


中丹田、アナハタチャクラというものもある

はい、では解剖学的なことは終わりにして、モノではなくエネルギーの身体観のお話です。

胸骨の裏には東洋医学でいう気というエネルギーの中心点としての中丹田があります。

丹田(たんでん)というとお腹の中の臍下丹田が有名ですが、丹田には上・中・下、3つの丹田があるんです。

下は臍下丹田、胸骨の裏が中丹田、眉間の奥が上丹田で、エネルギーの中心点という身体観があります。

またヨガでは7つのチャクラがあり、胸のチャクラはアナハタチャクラと呼ばれています。

ヨガでは気、エネルギーのことをプラーナ、プラーナが流れるスジをナーディーと呼び、東洋医学の経絡(けいらく)と似たような身体観があります。

まぁ、チャクラもエネルギーの中心点で、チャクラを活性化するために様々な修行法があるんですね。

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