今回はふくらはぎのツボのご紹介です。
ふくらはぎのツボは自分でも圧しやすく、ふくらはぎが疲れているときや痛いとき、ふくらはぎが張っているときやコっているときに大変効果的です。
前回の太ももの痛いときの治し方に続いて、今回はふくらはぎのツボのご紹介。
ふとももという情緒のある言葉に対して（俺だけかな？）ふくらはぎって言葉はいまいち…。
ふくらはぎってある意味セクシャリティーの象徴だから、もっと艶めかしい言葉だったらいいのにね。
ちなみに、ふくらはぎは解剖学的には腓腹筋（ひふくきん）。ドイツ語でGastrocnemius（ガストゥロクニーミァス）。
英語でふくらはぎは、Calf（カフ・キャフ）。
あまり見ませんが漢字で書くと、膨ら脛、もしくは脹ら脛。
昔の人はこむら、こぶらとも言います。ふくらはぎがツルことをこむら返りともいいますね。
コブラ返りだったらプロレスの技っぽい…。
まぁ、男性には意外とふくらはぎフェチが多いかもしれませんね、女性は男性のふくらはぎをどう見ているのでしょうか？
男性のように、ふくらはぎをセクシャリティーの象徴としては見ていないような気がしますね。
あぁ、ふくらはぎのツボの解説なのに足のコトになると何か私言いたくなるんですね。
脚フェチは自覚しているんですけど…。
ツボ圧しが初めての方は、まずこちら↓をご覧ください。ツボの種類や探し方、圧し方が分かります。
ツボ基礎知識：
ふくらはぎのツボの圧し方のコツ
自分でも圧しやすく、効果的にふくらはぎの疲れや緊張をとれるふくらはぎのツボが2点あります。
膝下の内側のツボと足首の上にある三陰交というツボです。
スジを効果的にほぐすには、スジの始まりと終わりのツボを圧すのが効果的です。解剖学的には筋肉の起始（きし）と停止（ていし）といいますが、マッサージなどもうまい人はこの起始と停止をうまく処置して、コっているスジの患部には触らずにスジのコリや緊張をとったりもします。
自分でも効果的にふくらはぎのツボを圧すには、上から下にかけてふくらはぎの2点のツボを圧してください。
一つのツボを5～8秒ほど持続圧をします（圧しっぱなしというコト）、これを3～5回ほど繰り返します。
とても気持ちいいツボですので、自分が感じているコト、自分の感覚を頼りに、気持ちいい場所、スジ沿いに響くような場所、痛気持ちいい場所を探してください。
「効いているなぁ」というツボ独特の感覚があるはずです。
上のふくらはぎのツボ
ツボはたくさんありますので、骨の際を三点くらい圧して気持ちいいツボを探ってください。
写真のように座り、親指をツボに当てて四指でひきつけるようにツボを圧していきます。
写真のように座るとふくらはぎのスジが緩みツボが圧しやすくなります。
このツボはかなり響きますので気持ちいい程度に圧してください。
（響きとは気の滞りが抜けて、気の流れが回復していく証です）
気持ちいい、響くようなツボが見つけられたら5~8秒持続圧をします。同じツボを3~5回ほど圧してください。
下のふくらはぎのツボ・三陰交
写真のように座ると表面のスジが緩みツボを圧しやすくなります。
足首をつかむようにして手を当てて、ツボに親指を当てると圧しやすい形になります。
このツボは三陰交という有名なツボです。特に全身的な気の滞りをとり様々な症状に効果的ですが、不妊症や婦人病、安産のツボとしても有名です。
先ほどのツボと同じように、骨のきわにありますので探しやすいツボです。気持ちいい、響くようなツボが見つけられたら5~8秒持続圧をします。同じツボを3~5回ほど圧してください。
ふくらはぎのツボ、2点とも上手く圧せましたか？
この脛骨内側にはたくさんのツボがありますので、骨の際を探っていくと、気持ちいいツボ、響くようなツボがいくつか見つかると思います。
どちらか一点だけではなく、上から下に2点圧すことでふくらはぎの疲れやコリ、緊張を効果的とることができるツボです。ツボって便利なんですね。
ふくらはぎのストレッチと合わせて行っていただければ最強のセルフケアになりますよ。