足の疲れを取るツボ

ツボ基礎知識 ふくらはぎ

自分で圧せる足の疲れを取るツボ厳選4点

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今回は足の疲れを取るツボを厳選4つご紹介します。

4点とも自分でも圧しやすく、効果の出しやすいツボですから足が疲れている方は是非、お試しください。

ebisu-seitai
ど~も、恵比寿整体院の内山です。

今回は足の疲れを取るツボのご紹介ですが、膝から下の足の疲れに役立つツボです。

股関節の疲れや痛み、太ももの疲れや筋肉痛でお困りの方は、股関節の疲れを取るツボ太ももの疲れを取るツボをご参考ください。



足の疲れを取るツボ圧しのコツ

ツボはスジのコリや疲れを取るのに大変に重宝します。

背中のツボなどは自分では圧しにくいのですが、足のツボは自分でも無理なく圧すことができ、ツボを正確に圧せればその効果をはっきりと実感できるものです。

しかし、自分ではツボは探しずらいので、スジを圧していく、スジ沿いを圧していくようにすると上手くツボにヒットさせることができます。

ツボは点、スジは線として捕えやすいので、足の疲れに限らず気になる場所のスジを探って圧してみてください。


ツボの圧し方

上手くツボを圧すコツは、まず写真の解説を頼りにスジに親指を当てます。そのスジを5,6秒持続圧。

持続圧とは圧しっぱなしということで、痛気持ちよさやツボ独特の気持ちよさを感じるくらいの深さまで圧してそれを5,6秒維持します。
(あまり長く圧しすぎるのはよくありません、気の流れにダメージを与えてしまうのですが、自分ではダメージを受けるほど圧せないので、長くても10秒以内にしてください)

同じ個所を、5,6回同じように圧してください。


治療家さん達へ、足の疲れを取るツボへの施術のコツ

自分でツボを圧す場合は気にしなくていいのですが、人にツボ療法を施すには多少の熟練の技が要ります。

細かいツボへの施術のことは、また今度書きますが、足の疲れ、足の症状といえど部分だけの処置ではいけません。

ツボは中心から末端にかけて圧していくのがデフォルト。足の疲れなどの症状への施術でしたら、まず腰のツボ、股関節のツボ、そして今回ご紹介する4点のツボへの施術が望ましいのです。

部分だけ、末端だけに施術をするのは気の抜けがいまいちなんですね。部分だけの気の流れを実っしてしまうことにもなりかねません。
(実とは気の過剰の状態のこと)

人にツボ療法を施す際には体の中心、大幹から手足などの末端のツボを圧していくようにしてください。


足の疲れを取るツボ厳選4点

はい、足の疲れを取るツボを4点、部位別・お悩み別にご紹介します。

    1. まずは、足の裏の疲れを取るツボ
    2. ふくらはぎの疲れをとるツボ
    3. ふくらはぎのツボとセットに圧していただきたい、アキレス腱の疲れを取るツボ
    4. 珍しいですが、すねの疲れや緊張を取るツボ

2,3はスジの初めと終わりですのでセットにして圧してください。


足裏の疲れを散るツボ

まずはよくある足の裏の疲れを取るツボのご紹介です。

足の裏の疲れを取るツボ

足の裏のど真ん中にスジがあり、このスジ沿いにはたくさんのツボがあります。

まずは、女の子座りをして足の裏を圧しやすい姿勢になってください。

狙うは足の裏のど真ん中。少しくぼんでいるので、如何にもここがツボという場所があります。

足裏のツボの圧し方

写真のように親指を圧して持続圧を5,6回行ってください。


プロのツボの圧し方

実はスジやツボって圧す方向が大事なんです。ただツボやスジをまっすぐに圧すんではなく、方向をつけて圧すと少しの力で何倍もの効果が出せます。

ツボ圧しのコツ

写真のように、下に圧してからつま先の方向に向かって圧すと少しの力でも気持ちよく圧せます。

2段階に圧すように、下に圧してからつま先に向かって圧す、これがコツ。


ふくらはぎの疲れを取るツボ

ふくらはぎの疲れのツボ

ふくらはぎの疲れを取るツボでも2点セットに圧すように解説していますが、ここのツボと次のアキレス腱の疲れを取るツボは同じスジ沿いにあります。

ツボ圧し、コリを取るコツはスジの初めと終わりのツボをとるコト。2点ともセットで圧してみてください。順番は上から下が望ましいです。

ふくらはぎのツボの場所

ツボはたくさんありますので、骨の際を三点くらい圧して気持ちいいツボを探ってください。

ふくらはぎのツボの圧し方

写真のように指を当てツボを圧していきます。

ここのツボは浅いツボなので、少しの力でも大変強く響くことがあります。響きとは気の流れが回復していく証ですが、気の滞りのある場所に響いたり、スジ沿いに響いたり、臨床では不思議なことに反対側の足や頭にも響くことがあります。


アキレス腱の疲れを取るツボ

三陰交

先ほどのふくらはぎのツボとセットに圧していただきたいアキレス腱のツボですが、ここのツボは三陰交といい足の疲れだけではなく、不妊症や婦人病、内科の症状の処置にも使われるツボです。

ふくらはぎの内側、骨のきわって大事な経絡、腎経・肝経・脾経という陰の経絡が走行していて、3つの陰が交わるところだから三陰交という名前がついているのです。お灸をする場所としても知られています。

ツボの場所

写真のように座ると表面のスジが緩みツボを圧しやすくなります。

ツボの圧し方

足首をつかむようにして手を当てて、ツボに親指を当てると圧しやすい形になります。




すねの疲れを取るツボ

すねの疲れを取るツボ

今回の足の疲れのツボの中で一番マニアックなすねの疲れのツボ。

スポーツマンにはよく起こりうるすねのスジの緊張やすねの痛みですが、日常生活ではあまりないですね。

足の指先で立ったり、指先を上げる動き、スノーボードやスキーなどでよく使うすねの筋肉ですが一回緊張してしまうと取れにくいのが特徴かな。

すねが筋肉痛になった人しか分からないかもしれませんが、他の部位の筋肉痛と違って、つ~んとする筋肉痛です、すねって。

で、ここのツボも比較的に自分で圧しやすいんですね。

すねの疲れを取るツボ

ツボの圧し方

ここは骨と骨の間にあるツボですので探しやすいかと思います。ツボを骨の際に入れ込んでいくように膝の中心に向かって圧していくのがコツです。


足の疲れを取るストレッチ

ツボのお供にストレッチをご紹介しておきます。ツボ圧しと組み合わせて行っていただければ、究極のセルフケアになります。

足の症状別、お悩み別に記事をご紹介しますので、ご自身の体の状態にあった記事をご参考ください。

特に股関節が固かったり弱かったりすると、足首や膝に負担をかけて傷めてしまう原因にもなりかねません、股関節の柔軟性ってとても大事なのです。

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まとめ

ebisu-seitai
お疲れ様です。

足の疲れを取るツボを4点ご紹介してきましたが、ツボは上手く圧せましたか?

ツボは圧すと、痛気持ちいい感じや気持ちいい感じ、響く感じなどツボ独特の感覚がありますので、自分が感じていること、感覚を頼りにツボを探すとわかりやすいかと思います。

さらに詳しくツボを知りたい方は、ツボ基礎知識をご参考ください。長い人生、ツボは大変お役に立てると思いますよ。

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